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チキチキコラム:自分に合った靴を

整形外科靴マイスター・ベーレが龍ヶ崎市の方だけでなく日本の全ての方にお伝えしたい事

 私は20年前に来日したドイツ整形外科靴マイスターです。靴医学先進国のドイツでは約100年の歴史がある職業です。ドイツはひも靴を自分で脱ぎ履きできないと幼稚園に入園できないくらい、靴教育が進んでいます。
今にわかインソールブームですがドイツでは、足に合った中敷きを私のような整形外科靴マイスターが足と靴に合わせて、それぞれの方の足部分析した上で材料も選び、医師と連携し製作しています。
靴(木型)を眼鏡のフレームとして、レンズを中敷き、眼を足と考えて下さい。それぞれの木型に合わせて中敷きも調整し、眼鏡をかけている間は目がきちんと見えるように、それ以上足の状態を悪くならないように調整するのが中敷きであるレンズです。
ひもやベルトでしっかりと固定し装着してこそ靴と中敷きの効果が生かされます。靴や中敷きの製作調整技術や知識を
持たない方が安易にインソールを売られているのを見聞すると本当にびっくりします。

 私は17歳の時から7年半かけてマイスター資格を取得し、龍ケ崎市の工房で靴と中敷きの製作にあたっています。妻であるベーレ操は、日独通訳者として活動する傍ら、ドイツフットケア(爪の変形(肥厚爪や巻き爪など)や角質(たこや魚の目など)をドイツ製マシーンで衛生的に一気に綺麗に除去するケア技術)のサロン業務と、全国各地で私と共に技術指導にあたっています。
また長野県佐久市足育事業に関わり、佐久市と佐久大学において指導の他、県内では土浦協同病院・つくばの快適靴「ストウ」と提携しています。
健康に歩けることは=寿命です。
是非皆さんもご自分の足元を、お子さんも含めてもう一度見直してみて下さい。
(整形外科靴マイスター ベーレ ルッツより 翻訳 ベーレ 操)

 次回はコラムを読んで頂いている皆様に、どうしてドイツはそんなに足や靴に対して意識が高いのかという謎と、実際の靴選びや履き方のポイントをお伝えしたいと思います。こんな御時勢ですが、快適に元気に歩いて頂くためには、まず、怪我をしない、転倒しない靴選びと履き方から。是非見直し、習慣にして頂きたい重要なポイントです^^ 

日独通訳者 ㈱フィートバック運営 ドイツフットケアGut zu Fuss
ベーレ 操 http://feetback.jp
https://aoyado.wixsite.com/mysite

*一部は2016年10月26日常陽新聞掲載

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