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龍ケ崎でマイスターに出会う 足の健康

ドイツからきたベーレさんは整形外科靴マイスター

マイスターとはどんな職業なのでしょうか?チキチキ取材にいって参りました

今回ご同行いただいたのは流通経済大学ラグビー部監督の内山達二さんです♫

整形外科靴マイスター
ルッツ・ベーレさん

みなさん、マイスターって聞いたことがありますか?

田舎マイスターとか、登山マイスターなんて私は聞いたことがありますが、それとは違います!

ドイツのマイスターとはプロの中のプロ!

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「マイスター」とは国家資格「ゲゼレ」を取得したのち、さらなるキャリアアップや起業に向けて、各業種のプロフェッショナルの中でも師匠のような立場を目指すための資格を指します。

技術力の向上はもちろんのこと、商業的・ビジネス上の知識を習得し、後輩を育てる立場になることも。

そのため、技術力だけでなく経営学・教育学・開発力について学ぶことが必要となります。

歴史を振り返れば、ドイツでは既に中世から手工業者の同業組合組があり、その正規会員になるためには、マイスターに付いて見習いとして修行し、一定期間職人として働いた上で、マイスター試験に合格する必要があります。

う〜ん、すごく大変だ、、、

マイスター資格は主に「手工業マイスター」と「工業マイスター」の2種類があります。

手工業マイスターには、製菓や製パン、ハム・ソーセージの食品加工、義肢装具や木工家具など。マイスター取得後は、起業するケースも多く、工業マイスターは昔からある手工業に、産業革命や大量生産型によって機械化されたものとを組み込んだ形で発展してきたもので、自動車整備士、産業機械工、電気設備工などがあリます。昨今はインダストリー4.0の影響を受け人気のある職種でもあり、マイスター取得後は企業に勤めることも多いようです。

また、最近では営業や販売業のプロを目指す「営業・販売系マイスター」というジャンルがあるなど、今日のドイツ企業はこのマイスター制度によって輩出されたプロフェッショナル達に支えられているとのこと。

(上記:ドイツニュースダイジェスト・ドイツのマイスター制度についてから抜粋)

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ルッツ・ベーレさんは

そんな厳しい修行を乗り越えた

整形外科靴マイスターなのだ。。龍ケ崎にこんなスゴイ人がいたなんて!

整形外科靴マイスターとは、足が病気などで変形してしまった方に特注の靴やインソールを作成しその人がまた歩けるようにサポートする

日本国内だけでなく世界中のドクターからもベーレさんの信頼はあつい

 

奥様の操(みさお)さんは稲敷の出身で

産業通訳士の経験もあり、ドイツ語も堪能だ

取材陣も操さんのおかげで色々と詳しく学ぶことができた

患者さんも安心してコミュニーケーションが取れる

お住まいは古民家を改装した趣のある雰囲気

しかし奥の部屋は、、

なんと、専門機器が並ぶ診察室!

ここはプロフェッショナルの空間

人の足の状態をしっかり確認し、その人にあった物を見立てる

ベーレさんと操さんの真剣な面持ちからこの仕事へのプライドを感じた

家の裏手には作業場がある

ここは日本だったかと思うような趣のある佇まい

なんとベーレさん、基礎から全て自分で全て作っちゃったそうだ スゴイ!

グリム童話に出てくるようなそんな雰囲気

しかし 中をのぞいて見ると、、、

外観の雰囲気とはうって変わって

ハイテクな専門機材が並ぶ

ベーレさんの製作する靴やインソールはここから生まれる

靴を作る時はその人の足型から作成する

本当にその人の健康を考え、ゼロから作る

国内の有名メーカーもベーレさんの元に学びにくるとのこと

靴を履いてる人にヒアリングし実際に足をみてみたらその人の健康も手に取るようにわかる

例えば 足の痛み一つにしても

靴があっていないのか、足の変形が原因なのか見極めることが大切とのこと

ベーレさん曰く

「日本の人は靴や足の健康をもっと重要視すべきだ、ドイツの人は足を本当に大事にします自分にあったいい靴を履くことはとても大切です。どんなにいい高級車に乗っていても悪い靴を履いていたら豊かであっても健康的だとは言えません」

なるほど、確かにそうかもしれない

みなさんは靴、足、重要視していますか?

ライターはヒヤリとしました笑

二人三脚で歩む ベーレ夫妻

日本中を回って多くの人の足の健康のために活躍されている

奥様の操さん

「もっともっと足の健康について多くの方に興味を持って欲しい、医療の現場でもインソールやマイスターが作る靴を知らないからといって患者さんに歩くことを諦めさせていたりする。歩けること=寿命だと思っています。」

なるほど〜〜〜確かにそうだ!

ベーレさん

「歩けるだけでポジティブになれる、健康は足からです。」

奥様の操さんはベーレさんをサポートするだけでなく

より多くの人に足の健康の重要性を伝える活動もされている

操さん本人も爪の専門家であり

海外の専門書の翻訳や、執筆もされている

夫婦揃ってプロフェッショナルなスーパーマンなのだ!本当にスゴイ!

龍ケ崎の若柴宿の歴史ある通りに

整形外科靴マイスターとサポートする奥様の姿があった

世界中から本物を求めている人が彼らに出会いにくる

 

知らないままで気づかないままでは

もったいない足の健康と

それをより多くの人に知ってもらうため活動する夫婦のことを

みなさまにもっと知っていただきたいのだ、、、

 

つづく!

 

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